Creative Art Mix配信と楽曲解説②

~楽曲解説の続き~
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■楽曲解説 その2
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【 2部 バレエ「白鳥の湖」より 】

Introduction(序奏)/ 編曲:小野健悟

2部は白鳥の湖の楽曲アレンジということで、ガチのバレエ公演の音源を参考にアレンジ構想を練っていたところ、打ち合わせの途中から、白鳥の湖のあまり知られてない曲をやっても伝わらないかもなので、白鳥の湖メインテーマ(情景)を複数やりましょう、みたいな話になりまして、本公演では情景のいろんなアレンジバージョンをやることになりました。それはそれで大変でしたが笑。
この曲は数少ない情景以外の白鳥の湖バレエ公演の曲です。
最初は原曲のクラシックに寄せたアレンジだったのですが、もう少し崩しても良いとのオーダーがありまして、聞きやすくカジュアルな感じにしてみました。荘厳な感じから柔らかくなる展開を楽しんで頂けたら幸いです!
ヴァイオリンの長谷川加奈ちゃんと、ピアノの林佳一郎くん、吉澤早紀ちゃんのしっかりとしたクラシカルな演奏がとても素敵です!


Scene-Ambient(転生)/ 編曲:小野健悟

この曲は編曲というか、ほぼオリジナル曲で一瞬だけ情景のメロが出てくる曲ですね
訳の分からないアンビエントの感じでというオーダーを頂き、抽象的なアンビエントサウンドにしてみました!
結構、シンセの音色ありきなところもあって大変でしたが、早紀ちゃんの協力もあって、
素敵なサウンドに仕上がりました!
アレンジのアイディアとしては、それほど苦労もなくさっと作った割には面白い感じになっていると思います!

Queen and Prince DanceⅠ(憧れ)/ 作編曲:小野健悟

この曲は完全に僕オリジナルで、王子がマザコンで淫らな感じを表した大人の感じのジャズというオーダーでした。
アダルト、要はエロい感じって、テンプレ的なのはあるでしょうけど、まんまやねん!ってなりがちなので、要素の入れ具合や表現の仕方は難しかったです。
悩んだ末、曲自体はコンテンポラリージャズ、という感じで作ってみました。
・・作ってみたは良いのですが、結構ムズくて笑いました笑。みんなすみませんでした。。

Scene-OdetteAppears (情景/オデットの登場) / 編曲:小野健悟

情景の別バージョンですね。最初はオーソドックスなクラシックな感じでアレンジしたのですが
(めっちゃ苦労して笑)やはりもう少しカジュアルにして欲しいと修正オーダーが来まして、、
思い切ってポップな雰囲気も入れつつアレンジしてみました。
ジブリ音楽のような聴きやすさが出ていたら嬉しいなと思われです!

Rothbart Battle (移り気) / 作編曲:小野健悟

この曲も完全に僕オリジナルで激しくバトル的な曲でオリジナル楽曲で、とのオーダーでした。
これも結構悩んだんですが、アートミックスは映像、ダンス、音楽の文化のバトルでもあるので、
思い切って遠慮無くこちらの音楽のフィールドをぶつけてみよう!と思いまして、、
7/8拍子、ドラムンベースのClubミュージックテイストを投入してみました。
提出直後、ダンスの先生から「変拍子・・ですね、、、」とお言葉頂き、、緊張感が漂いましたが😅、
素晴らしいダンスの振り付けをして下さりました!
というかバンド側でも大変な曲なのですが笑、演奏して下さったメンバーのみんなもサイコーでした!
曲調としても色々戦いの感じを感じ取って頂けたら幸いです!

Scene-Broken Oath (情景/破られた誓い) / 編曲:小野健悟

この曲も情景の別バージョンですね。Rothbart Battleに続いて、激しくロックテイストで白鳥の強さを表して、とのオーダーでした。
激しく、エレクトリック要素ありのロックをイメージして作りました。
アルペジエーターの音入れたりとプログラミングっぽい要素もあるんですが、
本公演、1部、2部とも全曲打ち込みは一切使わず生で演奏しております。
結構こうゆう感じは好きで割と分かりやすく表現出来たのでは無いかなと思います。
加奈ちゃんのヴァイオリン、町田くんの力強いソロもとても素敵なのです!
頭の中でドタバタとしたヒーローものの戦闘シーンを思い浮かべながら聞いて頂けたら幸いです!


Queen and Prince DanceⅡ (狂気) / 作編曲:小野健悟

この曲もオリジナル曲で、3曲目の曲を更に淫らな感じと狂気度を増して、とのオーダーでした。
3曲目のオリジナル曲をベースに、コンテンポラリー感ありつつ、
ダブ、アブストラクトなテイストを増し増しにしましてアレンジしました!
けっこうエグいのですが、演奏も自由で相当面白かったですね~!
佳一郎くんのスマートなソロも素敵でしたー!

Lament (情景/オデットの嘆き) / 編曲:小野健悟

この曲はサウンドトラック的な感じで悲しみ、嘆きを表現、とのオーダーでした。
白鳥の湖原曲をベースに映画のエンディングに流れそうな、悲しみと色々な思いが交差している感じの曲をイメージしてアレンジしました。
原曲のイメージが分かりやすく物悲しい感じだったので、他の曲に比べるとそれほどイメージしにくくはなかったのですが、そのまんまにならないようにサウンド面を充実、工夫した感じですね。
颯太くんにはシンセドラムをお願いし、工夫して素敵に演奏して下さりました!


Last Battle-Finale (フィナーレ) / 編曲:小野健悟

この曲は白鳥の湖原曲のフィナーレの曲をアレンジということで、
とにかくドラマティックで、激しい戦いがあり、悲しみから最後は愛が勝つ、みたいなシーンの変化を表現して後半はグランドフィナーレとなるように、という内容だったのですが、とにかく情報量多すぎで詰め込むバランスが大変でした~。
最初は、メセニーみたいなアコースティックでドラマティックなテイストが合うんじゃないかな、と思って、がっちりその方向で作ったのですが、
提出後、何か暗い、、ということで壮大にボツに笑、あぅぅマジかーと思った思いをそのまま戦いの楽曲イメージへ変換!ということで1から構想練り直して作り直しました。
壮大なドラマティックに展開するサウンドを少人数バンドで表現するのも大変だったのですが、何とか工夫出来たかなと思います!

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というわけで作曲、編曲合わせて作った曲が全14曲!、いやー大変でしたが、
とても楽しく充実した時間を過ごさせて頂きました。
改めてこのような素晴らしい機会を頂いた札幌市民交流プラザ事務局の皆さま、関係者さま、
そして本公演に携わった全ての関係者さま、素晴らしい演奏して下さったバンドメンバーの皆さまに本当に深く感謝です。

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